みなさんこんにちは~
カナエルの英語部屋です♡
今週は「小学生でも理解できる」シリーズの第3弾、「~ing」についてみなさんと一緒に学んでいきたいと思います。まずはいつも通り「小学生」でもわかる内容で「~ing」を学び、後半にちょっとだけ深掘りしていきたいと思います。
「~ing」は「進行形」というイメージはほどんどの方が持っていると思います。例えばまだ始まっていない企画がすでに始まっているときに「それ進行形ですすんでるから」のような会話があったりしますよね。また進行形は「be+~ing」ということもうっすらと覚えている方も多いのではないでしょうか。
まずはその「進行形」についてみていきましょう。「簡単3ステップ」です!!
※「~ing」が「~している」という意味であることを知っていて「形容詞」がどんなものかが分かっている方は目次から「ステップ3」に進んでください。
第1ステップ:進行形「ing」は「絶賛~している真っ最中」
「~ing」にはいくつかの意味がありますが、まずは「進行形」としての「~ing」のお話しです。「~ing」と聞いてまずイメージする意味だと思います。小学生のクラスではまず「進行形」が「~ing」だということを覚えてもらいます。上の画像をみて「eating」を連想してもらうような感じです。
しかしこれが案外、小学生でも「~ing」はよく知っていて説明はそんなにしなくても理解してくれます。どこで「~ing」を知るのか謎ですがとにかくよく知っています。小学生の会話でも「ing」がつかわれているんでしょうか。
中学生には「絶賛~している真っ最中」という説明をします。今、その動きをしている真っ最中なんだということを強調してイメージしてもらいます。これも上の画像のようなものを使用します。
大人の方であれば、ほとんどの方が「~ing」は「~している」というイメージを持っていると思います。そのイメージがあれば「第1ステップ」はクリアです。
第2ステップ:「形容詞」覚えてますか?
この画像の中の形容詞分かりますか?↓ ↓
進行形を理解するためには「形容詞」を理解していただく必要があります。このブログを見ていただいている方ならすでに形容詞がどんなものなのかは理解いただいていると思います。決して難しいものではありません。「品詞」と聞くと「英語サヨウナラ」と感じる方がとても多いのですが、簡単ですのでしっかり覚えてくださいね。
一応おさらいしておくと形容詞とは
①状態 → (なにかを見て「~だなぁ」と思う事)例えば空をみて「ひろい」「おおきい」「きれい」など。(上の画像だと「旨い」「やばい」などがそれですね)
②最後が「い」で終わるものが多い(すべてではない)→「ひろい」「おおきい」「きれい」すべて「い」で終わってますよね。
③反対語がある → 「ひろい」↔「せまい」 「おおきい」↔「ちいさい」 「きれい」↔「きたない」などなど。
これで「進行形」を覚えるための「第2ステップ」はクリアです。
過去記事で詳しく説明しています。↓ ↓www.kanaeruenglish.work
第3ステップ:進行形「ing」は「形容詞」と考える
一応丁寧に説明しましたが、簡単に言ってしまえば「進行形」としての「~ing」は「形容詞」と考えればいいだけなんです。いつもの「文作り表」で説明しますね。
「進行形」としての「~ing」は「形容詞」なので、例えば「私は料理をしている真っ最中」だったら「cooking」を上の赤枠部分の「形容詞」のところに「ポンっ」とおいてあげればいいだけなんです。↓ ↓
あとはいつも通り「文作り表」をたどって文を作ればいいだけです。「私は食べている真っ最中だ」なので、日本語と同じく「主語」は「わたし」なので英語にすると「I」になります。そして「cooking」にたどり着くためには「イザマーさん」を経由する必要があります。主語が「I(アイ)さん」の時のイザマーさんは「am夫さん」でしたよね。なので
上の図の赤枠部分をたどっていけば「I」「am」「cooking」となるので「I am cooking」(私は今料理をしています)という文の完成です。これで「第3ステップ」の終了です。あなたはもう進行形をものにできています。ここから下はちょっと「ing」について深掘りしていきます。
進行形を「be+~ing」で覚えてしまっても問題はありません。ただ上の図の感覚で進行形を作ると過去分詞を使うときに同じことを応用できるのでかなり便利です。ちょっと英語を知っている方なら、「過去分詞」を「形容詞」と考えれば「受動態」が「be+過去分詞」というあたりを簡単に納得できるのではないでしょうか。
ちなみに「~ing」とした場合に「形容詞」扱いになりますが、もともとは「動詞」なので動詞としての要素も引き継がれます。なので上の表のとおり「動詞」のあとには「名詞」を置くことができます。なので「私は朝食を作っています」だったら「I am cooking breakfast」とすることができます。
「~している真っ最中」ということは「~している状態」ということができますよね。「状態」といえばまさに「形容詞」の役割です。進行形の「~ing」は動詞としての役割も継承するので純粋な「形容詞」ではありませんが、ほぼ同じと考えていいと思います。
小学生がなんで進行形を簡単に理解できるかというと、上の表を用いて「~ing」を形容詞のところに「ポンっ」と置くだけだからです。
そもそも「~ing」だけで「~している」という意味を持ってます。決して「be動詞」と「~ing」が2つセットになってはじめて「~している」の意味になるわけではありません。
中3になって習う「The boy running in the park」のような英語を訳すときに「ingなのにbe動詞ないじゃん!! おかしいじゃん!!」と思ってしまうのもそれが理由です。「文作り表」をもとに文を作ればそういう考えをすことなく「ing」を理解することができます。
実際の授業で説明するなら「とても簡単」な感じを実感してもらえる自信しかないのですが、ブログだとどうしても文字が多くなってしまうので読みにくくなってしまいましね… 少しでもお伝えしたいことが皆様に届いてほしいと思います。
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