みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です♡
今日は自由気ままな「副詞さん」の本領発揮です。副詞の代表格である頻度の副詞についてみていきましょう。
1.「always」を使ってみよう!!
頻度の副詞はたくさんありますが、全部紹介していたらかなり長くなってしまうので色々な副詞の紹介はまた別企画ですることとして、今日は文を作ることをメインに考えて「always」だけに絞っていきたいと思います。
「always」は「いつでも」という意味でよく使われます。数字で言えば「100%」です。頻度の副詞は日本語よりもパーセンテージで覚えた方が分かりやすいかもしれません。文の内容によってはニュアンスが変わってきますがまず基本の意味をしっかり覚えましょう。
ただ「always」と聞くと「always 3丁目の夕日」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。僕はこの映画は見たことないのですが確か昭和の日常を描いているような作品でしたよね。なので「いつもの日常」のようなニュアンスで「always」を使っているのだと思います。「いつでも」から少し派生した意味になりますね。
2.「あなたはかっこいい」に「いつでも」をつけてみる
まずは「あなたはかっこいい」という文を作ってみましょう。「かっこいい」は「状態」で「~い」で終わっているので「形容詞」です。それが分かればあとは「文作り表」に当てはめるだけです。
細かい文の作り方については是非過去記事をご覧ください。さて、「あなたはかっこいい」という文ができましたね。でももっと彼がかっこいいということを強調したい!! そんなときに活躍するのが「おまけことば」である「副詞さん」です。今回は「いつも」の意味である「always」を使います。
ここで問題です。「always」を置く場所として下の表の①から④のどれが適切でしょうか?
正解は
↓
↓
↓
どれでも正解です!!
日本語でも
「いつもあなたはかっこいい」
「あなたはいつもかっこいい」
「あなたはかっこいい、いつも」
どの文でも意味は分かりますよね。ただ「いつも」をどこに置くかでちょっとニュアンスというか強弱加減が違いますよね。英語の副詞さんでも同じです、置く場所によってちょっと感じが違ったり違和感があったりしますが、基本「自由人」である副詞さんはどこにでも行けます。
「Always you are cool」
「You always are cool」
「You are always cool」
「You are cool always」
上から2つ目の文が少し違和感ありますが、自由な副詞さんの気まぐれでそこに入るときもあるでしょう。日本語の文でも「いつも」がどこに入るかでどうニュアンスが違うかは説明するの大変ですよね。英語でも同じことです。ただ大体使う場所はここ、というのがあって、それはたくさん英文に触れれば触れるほど分かってきます。
ただし前回まででご紹介した「動詞」にくっついて説明を加える副詞さんは必ず動詞の後ろに配置されますので気を付けてくださいね。自由人の副詞さんも「相棒の動詞さんのためには一肌ぬぐよ~」という感じです。
3.「always」と同じように使える副詞たち
「頻度」「副詞」を画像検索でググるといろんな図がでてきますのでお気に入りの画像をぜひ探してみてください。そちらの方が見やすいと思いますが簡単にご紹介だけしておきます。
100% 「Always」いつでも
90%くらい 「usually」だいたいいつも
70%くらい 「often」よく
50%くらい 「sometimes」ときどき
0% 「never」一切ない
「often」は教科書で「しばしば」って訳しますが、そもそも「しばしば」がどれくらいかよくわからなくないですか?僕は「しばしば」ときくと「たまに」のようなイメージがあってoftenの意味がごっちゃになった記憶があります。なので生徒には「70%」と教えています。
何事にも「例外」はあります。そして人は「例外」への興味が高いというのが実際です。しかし例外は「基本」あっての例外です。言い換えれば「応用」ということにもなると思います。今日学んだ「副詞」もそうですが、まずは基本を押さえることに集中していきましょう!!
単語も「基礎単語」重要です。