みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です♡
今週は「助動詞」の学習を進めています。1回目で「じょどうしさん」の役割、2回目では「じょどうしさん」が「動詞さん」に要求する「3か条」について、3回目では助動詞の基本文、4回目は一般動詞と助動詞の疑問、といった具合で今日は5回目の「be動詞」を用いた助動詞の疑問文です。
文の中に「be」という単語が出てくる場合、多くの方が混乱してしまう傾向が強いです。なので「be」を使った文が自分で作れるようになれば、一つ先のレベルに到達したといっていいと思います。
1.私は可愛くなることができる!!
「可愛い」は「い」で終わる言葉、もしくは「状態」をあらわす「形容詞さん」です。形容詞を使うためには「イザマーさん」を経由する必要があります。「私は可愛い」という文を「文作り表」にあてはめてみると以下(右)のようになります。↓ ↓


左の図の「文作り表」を見ると「形容詞」を使いたい場合は「主語」→「イザマーさん」→「形容詞」の流れになることがわかります。「可愛い」を英語にして「cute」を形容詞の枠に収めて、あとは主語の「I」、「I」さん専用の「am夫さん」を経由して「I am cute」の完成です。
この文を「じょどうしさん」の力をお借りして「私は可愛くなることができる」という文を作ってみましょう。
「I」「can」「am」「cute」となり、「I can am cute」という文の完成です!! といいたいところなのですが、「can様」の助けを借りた「イザマーさん」は見返りの「3か条」に従う必要があります。
「じょどうしさんと一緒の時は決して着飾らないこと」
このルールを順守しないといけません。「can様」以上に目立つ個性派ぞろいの「イザマーさん」、そもそもイザマーさんはイラストがあるのに「can様」はイラストがないどころか「文字」だけです。そんな不平等を「can様」がお許しになるはずがありません。
僕たちは「名前」を持っていますが単純に一つにまとめてしまうと「人間」です。同じ感じで「イザマーさん」を簡単にまとめてしまうと「be」になるんです。なので「can様」の後ろでは一番質素な呼ばれ方である「be」になる必要があります。そんなこんなで ↓ ↓
「I」「can」「be」「cute」となり「I can be cute」(私は可愛くなることができる)という文の完成です。
2.質問するときの主役は「じょどうしさん」にゆずること
「一般動詞」の時と同じく、質問文を作る時にも「じょどうしさん」の力をお借りする見返りに「3か条」が適応されます。
「質問するときの主役は「じょどうしさん」にゆずること」
文の「花形」である「文頭」の座はじょどうしさんにゆずらなくてはなりません。本来ならば「すいませんイザマーですけど」と質問を始めるのですが今回はじょどうしさんである「can様」がいらっしゃるので、上の文を「私は可愛くなることができまか?」という質問にしたかったら ↓ ↓
「can」「I」「be」「cute」となり「Can I be cute?」(私は可愛くなることができますか?」今度こそ完成です!!
「Can I be cute?」と聞くと、かなり多くの方が「違和感」を感じると思います。なんか聞いたことない感じの響きというか、「I」と「be」が続いているあたりがおかしい感じがするとか、そんなイメージを多くの方が抱きます。
不安を持ったままだとどんな英文も自信をもってアウトプットすることができません。シャイな傾向にある日本人はなおさらのことです。それを克服するためには自分の作った文に「根拠」を持つことです。「文作り表にあてはまっているんだからOK」と根拠と「だから正しいんだ」という自信がもてるようになれば「違和感」も少しずつ消えていきます。
3.「ギモンシ」+「疑問文」は万能!!
「can様」が最強なのはあくまで「文」の中だけです。だれが最強であれ、「文作り表」で作られるのはひとつの「文」になります。その「文」の前に「ギモンシ」を置いた「ギモンシ」+「疑問文」の形をおぼえていますでしょうか?と前回のブログでも全く同じことを書きましたが今回も「同じ」です。
この形はどんな疑問文にも対応できます。今日作った「Can I be cute?」もギモンシを使えばより聞きたいことを増やすことができます。例えば、「When」をつけると ↓ ↓
「いつ私は可愛くなることができますか?」になります。今度は「Why」をつけてみましょう。 ↓ ↓
「なぜ私は可愛くなることができるのですか?」という文の完成です。「基本文」さえできてしまえば色々な形で応用ができます。それだけに、とにかく「基本文」を根拠をもって作れるか、これがとても大事になります。そしてこれまで説明してきたように基本文を理解することは「小学生」でもできています。
僕がいつも「ちょっと聞きなれない文」を例として使用するのは「固定観念」を外してもらうためです。日本人の多くが「Do you~」と聞くと「正しい」と認識するのですが「Do I~」と聞くと「あれ、なんか変じゃやない?」と感じてしまう傾向があります。
これは根拠うんぬんではなく「感覚」の問題で、「Do you~」は教科書などで多用していますが「Do I~」はほとんど出てこないために「おかしい」と感じてしまいます。
文を作るのは「感覚」ではなく「根拠」であってほしいです。「ちゃんと文作りルールに従っているからOK」という自信さえあれば今日作った「Can I be cute?」なんかも違和感なく作ることができます。
基本単語もしっかり!!
「じょどうしさん」シリーズはこちら ↓ ↓