みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です♡
今週は「小学校英語」についてフォーカスしていきたいと思います。僕の塾の「小6クラス」が実際に学んでいることや塾の環境を紹介しながら僕の考える「小学生のための英語指導」について書いていきたいと思います。
今回は「塾」だからできる経験についてみていきたいと思います。
1.学校の授業の「上限」を上限と感じなくなる
①学校は「聖域」の概念
子ども達にとって「学校」はある意味神聖な場所であり、学校での授業が「基準」になります。学校で習うことは「必要なこと」であり「適切なこと」という概念が意識しなくても確実に存在しています。
これは人生で初めて長い時間学習をする子ども達にとっては当然のことです。学校での「先生」や「教科書」は自分たちが必要なものを提供してくれるための「100%」という観念は誰しもあると思います。
②枠から飛び出した時の新鮮さ
「学校で習うことが100%」という概念から抜け出すと、「学校が100%」ではないことを身をもって体験します。「経験」することで子ども達は彼らの想像できる範囲を大きく広げていきます。
小学校の英語の授業で例えると、小学英語のメインは「英語を楽しむ」ことです。テストなどもほとんどなくどちらかというと「アクティビティ」に近いものです。それが塾に来て「学習」をすると自分たちのできることがこんなにあったのかということが実感できます。「小学英語」そのものの概念が彼らの中で大きく変わります。
もっと具体的に言うと、学校では「Do you want~?」をそのまま「ほしい?」と覚えていたのが、塾では「Do」「you」「want」それぞれの意味やなんでこの語順になるかまでが理解できます。学校ではできない「新たな発見」ができることが塾の大きな利点であり、学校の授業で学ぶことが「上限」でないことの気づき「考えの幅」が広がります。
2.英語が「得意」という意識が芽生える
①学校が当然と思う「英語嫌い」の原因
小学校での英語は「指導要綱」に沿って授業が行われます。その中には「自分で考えて英文を作る」という工程はありません。なので定型文を用いたアクティビティがかなり多いわけですが「理解を伴わない」ことに対しては自信はつきません。
子どもって何でも「なんで?」って聞いてきますよね。これは未知な物への興味と、その「仕組み」が知りたいからです。理科や算数などほかの教科では事細かに「仕組み」を学習するのですが英語については仕組みを学習すると「英語が嫌いになる」というガチガチの固定観念が学校を取り巻く環境にはあります。
②自分でつくりあげたものだからこそ「自信」がつく
前回のブログの「成果」編でご紹介しましたが、文の構造を理解してそれを書くことに対して子ども達は何ら抵抗がありません。むしろなんでそうなるのか興味深々です。そして自分でそれができるからこそ「自信」がつくわけです。今の小学英語は塾で学習するのとしないのでは天と地ほどの差があると僕は考えています。
3.特別な環境
①塾が楽しく思えるように
多くの保護者の方が子ども達に「英語を好きになる」ことを望んでいます。これは塾としてもしっかり意識するべきことだと思います。特に小学生であるときの経験はその後の人生の大きく影響していきます。僕もこの事は強く意識しています。
②成果があるからこそ「特別感」がでる
ただ「楽しい」だけでは「塾」の意味はありません。よく見るケースが小学生のうちの英語は「学習」じゃないから「好き」という意識をもって中学に入ったら、当然学習をしていないのですから英語嫌いになるというものです。
現在の「小学英語」は中学で学ぶことの準備ではありません。中学では「アルファベット」から授業がはじまることがその証拠です。アルファベットを学んだその半年後には「現在進行形」を学ぶことになります。この差がかなりはげしいです。
それだけに小学生のうちにできることを塾で学ぶことはとても有効な手段です。小学生のうちは学校で英語のテストはないのでなかなか成長している実感がありませんが、中学の授業で大いに実感することになります。中学で最高のスタートが切れることがその後の英語学習に大きく影響していきます。
「楽しい」ことは大事ですが、それだけを求めて塾に行くのは僕は違うと思います。「わかる」からこその「楽しさ」があるから塾が特別な場所だと思えるのではないでしょうか。
実際に小学生に指導をして、小学生が塾で英語を学ぶことはかなりのメリットがあると実感しています。ただし小学校で行っていることと似たような内容を行っている塾ではメリットは少ないと思います。
小学英語には「外国人講師が絶対」という考えが強いところだと思いますがここは「保護者の判断」になります。いくら僕が自身の指導に自信があっても「外国人講師じゃないから」と言われればそれまでです。保護者の方の判断がそうであればそれを尊重します。
英語学習に「正解」はありません。答えがでるのは子ども達が成長したときに英語は話せているかどうかです。人それぞれの考えがあり、自分が一番後悔しない選択をすることが一番だと思います。僕も子ども達が将来「この塾でよかった」と思ってもらえるように、僕の考える「一番の指導法」を自信をもって提供しています。
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