今週は「カタカナ英語」シリーズでした。アニメのキャラクターの名前や必殺技などで使われているものにフォーカスしてみましたが、いかがでしたでしょうか。探せばさがすほど面白い名前がでてきそうですね。
今日はちょっと番外編で「ジブリ」の映画タイトルの英語訳についてみていきたいと思います。英語と日本語、必ずしも「直訳」ではないという所がポイントです。
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- 1.天空の城ラピュタ Castle in the sky
- 2.魔女の宅急便 KiKi's Delivery Service
- 3.風の谷のナウシカ Nausicaa of the valley of the wind
- 4.もののけ姫 Princess Mononoke
1.天空の城ラピュタ Castle in the sky
「ラピュタが英訳されていないじゃん!!」と思われる方が多いのではないでしょうか。僕が思うに映画のタイトルなどはできるだけ短い方が好まれるのだと思います。なので省略できるところはできるだけしてしまう傾向があると思います。
これは英語から日本語にするときも同じで、例えば「ナイトミュージアム」のもともとは「Night at the museum」です。「ナイトアトザミュージアム」ではないすよね。
ラピュタはまさに不朽の名作ですよね。いつみても新鮮さを感じます。
2.魔女の宅急便 KiKi's Delivery Service
「魔女がないじゃん!!」と思われる方が多いのではないでしょうか。英語での「魔女」は「悪役」なイメージが強いのであえて使用していないのだと思います。主人公のキキはそんなにすごい魔法を使わない普通の女の子なのでそのイメージも考慮しているのだと思います。
映画の字幕やタイトルの翻訳は、見る国の人達の風習や文化も加味して翻訳する必要があります。よく「誤訳」と言われますが、ちゃんと考えあってのことだと僕は思います。なかなか大変ですよね、翻訳家の仕事って
3.風の谷のナウシカ Nausicaa of the valley of the wind
「今回はちゃんとナウシカはいってるじゃん!!」とツッコミを入れた方もおおいのではないでしょうか。タイトルが長くなってしまいますが「ナウシカ」がメインのこの物語にはタイトルにナウシカの文字を入れるべきと判断したのだと思います。
「of」は名詞と名詞をつなぐ役割をしています。タイトルに2回でてきてますね。「ナウシカ」「谷」「風」をつなげている感じです。
4.もののけ姫 Princess Mononoke
「まんまじゃん!!」結局そんなツッコミを入れた方も多いのではないでしょうか。きっとこれを翻訳された方は苦労したのではないかと思います。「もののけ」は名前ではないのでナウシカのように「of」でつなげるのもちょっとおかしいし、もののけをそのまま英訳しようとすると
日本の古典や民間信仰において、人間に憑いて苦しめたり、病気にさせたり、死に至らせたりするといわれる怨霊、死霊、生霊など霊のこと。 妖怪、変化(へんげ)などを指すこともある。
という意味を全部訳さないといけないので、そうなるとタイトルがとんでもないことになりますね。ホント翻訳って大変!!
今日の画像で使用したものは「北米版」として販売されています。僕は基本アニメのDVDを購入するときはすべて北米版のものを購入しています。見た目のお洒落にみえますよね。アニメは「かむ」ことがないので英語の練習にもおすすめですよ。
英単語はしっかり覚えましょう!!
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意外と面白い「カタカナ英語」