みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です。
今週は大人気アニメ「鬼滅の刃」に出てくるフレーズを英語にしてみよう~という感じで行きたいと思います。映画が大ヒット中のこの作品、ネット記事やニュースで至る所で「鬼滅」の字を見ている気がします。関連商品も軒並みヒットするという感じでまさに「社会現象」といえるのではないでしょうか。
僕の教室には2冊だけですが英語版コミックを置いています。子ども達はもう「鬼滅」と聞けば大喜びなので、英語だらけのこの本も興味津々で見ています。自分の好きな分野と英語がマッチすることはとてもいいことだと思います。特に英会話を学習している方にはこういった英語版単行本は学習ツールとして使えると思います。よくよく見ていけば英文法も当然「ふんだんに」使用されています。
さて、今日は2つの「呼吸」を見ていきましょう!!
1.水の呼吸 water breathing
主人公の「炭治朗」、水柱「富岡義勇」の使う呼吸ですね。ファンの多くは「鱗滝さん」が水の呼吸を使うシーンを見たいという方も多いのではないでしょうか。
「呼吸法」というのは実際にスポーツやヨガなど色々な場面で使用されています。さすがにアニメで使われているほどの爆発的な効果はありませんが、ちゃんと使えば効果ある方法です。僕も野球をしていた時に、息を吸って、その後息をはいた直後が一番力を出せる瞬間」と教えられて事を覚えています。
さて、水の呼吸ですが英語にすると「water breating」です。「そのままじゃん!!」と思われた方もおおいのではないでしょうか。「breathing」という単語は「deep breathing」(深呼吸)が有名なんじゃないかと思います。
さて、なんで「brerath」に「~ing」がついているか分かりますか?このブログを見ていただいている方なら「あれだ!!」と思い出していただけるのではないでしょうか。「~ing」には2つの役割がありましたね。
〇進行形(~している)
〇動詞を名詞化する
この2つを思い出していただけましたでしょうか?そうです、「水の呼吸」は「名詞さん」ですよね。なので「breathe」の「呼吸する」に「~ing」をつけて「呼吸すること」としているわけです。「動名詞」というやつですね。
2.蟲の呼吸 insect breathing
胡蝶しのぶさんの「蟲の呼吸」は「insect breathing」です。今回も「そのままじゃん!!」と思われた方がおおいのではないでしょうか。「insect」は「昆虫」といった感じなので「蟲」というニュアンスからはちょっと離れるかなとは思います。「蟲」はムカデのようなどことなく「おどろおどろしい」イメージがありますよね。
日本の文化を「英語」として言葉にするのって時に大変なことも多いと思います。これは逆も然りですが、それぞれの国にはそれぞれの文化があって、当然全く同じというわけではありません。なので日本独特の雰囲気を醸し出しているものを英訳するとなるとそれに近いもので表現するしかないわけです。
映画やアニメの翻訳の仕事ってそういった意味でもなかなか大変な仕事だと思いますが、異文化を世界に広めるために「ことば」を駆使するというとてもやりがいのある仕事でもあると思います。
英語をより深く考えていくと、同時に日本語についても深く考えるようになったりもします。「日本語っていいな~」と「和」のよさを改めて感じたりしたりするので、英語学習は本当に多岐にわたって「うれしい副作用」があるといつも感じています。
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