みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です。
今週は「発音」について色々と書いていこうと思います。このテーマはかなり内容が重く、さらに僕の発音に対する考えは一般的にあまに好感が持たれないことであるということは重々自覚をしています。なのでもし今回の内容でお気を悪くされるようなことがあれば大変申し訳なく思いますが、それでも現場の「いち先生」の意見としてみたいただければ幸いです。
1.「Hey Siri」「Ok Google」などなど
最近のスマホはほとんどが言語を「英語設定」にできます。英語音声にして「Siri」などの機能を使うことは発音学習としておすすめです。「繊細さん」でも周りに聞いている人がいなければ人目を気にせずできますよね。
英語設定のスマホは英語ネィティブが普段使用している状態です。なので英語で話しかけられるように「Siri」などの機能は用意されています。自分の英語発音が実際の英語に近かったら「認識」してくれますしそうでなければ違う言葉に認識されます。
以前にゲーム感覚で中学生の生徒達に「Siri」に話しかけてもらいましたが、ほぼほぼ正確に認識されました。ということは実際の会話でも相手に分かってもらえるということだと思います。もちろん生の会話独特の雰囲気はあるかとは思いますが、まずはスマホを使って試してみることが自信にもつながるのではないでしょうか。
本当便利な世の中になりましたよね。
2.タンポジション tongue positioning
照れ屋さんランキングで常に上位に位置する僕にとって、テキストで独学で学べる「タンポジション」はかなり役に立ちました。要は「舌をどのように口の中で配置するか」という説明です。
たとえば「L」の発音をするとき、日本語の場合は「エル」といったとき「ル」の発音時に舌の先が、歯茎より上の部分にタッチしますよね。そのタッチする場所を「上の歯の裏側」の位置までさげると英語の「L」の発音になります。
たとえば「S」の発音は、日本人が「エス」といったとき「ス」の発音の時に舌の先を前歯で噛む状態になりますよね。英語では前歯を閉じてしまうと「S」の発音になります。日本人がこれをすると音が出ないと思うと思いますが英語の「S」は「音」というよりは「息」です。なので前歯を閉じた状態が「S」の発音になります。
このようにそれぞれの発音に応じた「舌使い」が説明されているのがこのタンポジションです。独学でもできますので繊細さんにもおすすめです。これを練習した後で実際の音声を聞くと、練習前よりリスニングで聞こえる部分も増えると思います。
3.アクセントの位置は大事
仮に発音が全くジャパニーズであっても、アクセントの位置があっていれば通じるケースは多いと思います。発音はなかなか難しいところがありますがアクセントの位置がどこにあるかということはカンタンに分かります。
例えば「しいたけ」という言葉を外人さんが「け」の部分にアクセントを置いて発音したら日本人でもわからないかもしれないですよね。英語でも同じです。同様にカタカナ英語と実際の英語で全く読み方が違うものも覚える必要があります。
「ウイルス→ヴァイルス」「ワクチン→バクシーン」のように最近よく使う単語でも大きな差があるものはあらかじめ知っていないとまず通じません。ただこう言った知識は映画や動画を字幕付きでみることでかなり覚えることができます。
実践会話では確かに得るものは大きいですが、やはり「基礎知識」あってのことです。会話するのにも何を言っていいのかわからなければなにも始まりません。発音が良くて悪いことは何もありませんが「見た目」の発音だけを追っかけても英語が話せるようにはなかなかなりません。
「外人さんといれば発音が自然とよくなる」ということはよく言われますが、それを言う方は「結果」にこだわってそういっていますか?もし建前だけで、提供する側の満足と利益のためだけにそういっているのであればそこから離れた方がいいでしょう。
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