みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です。
今週は「代名詞」について一緒に学んでいきましょう!! 「代名詞」という言葉は気にしなくても大丈夫ですが、中学生もなかなか頭に入りにくい文法のような気がします。とてもカンタンなので今週で一気に整理して覚えてしまいましょう!!
1.「代名詞」が入れる場所
いつもの「文作り表」です。「代名詞」は」「名詞」なので文作り表の「名詞」の枠に入ることができます。なので表の一番左の青い部分「名詞A」の部分と右下の「名詞B」の枠に「代名詞」を置くことができます。
2.あくまで「わたし」という意味、呼ばれ方がだけ変わる
あなたの名前が急に変わるようなことがないように「名詞」は形をかえることはありません。しかし「代名詞」だけは形が変わる特殊な詞です。
「わたし」という言葉は「名詞A」に入っても「名詞B」に入っても同じ「わたし」という意味ですが「呼ばれ方」が変わります。上の図の中にいる「色の違う5人組」の「わたしのレッド」を見てください。おなじ「レッド」なのに「アイ」と「ミー」と違うことばが書いてありますよね。
「わたしのレッド」は「名詞A」に入った時は「I」(アイ)と呼ばれ、「名詞B」に入った時は「me」(ミー)と呼ばれます。まったく同じ「わたしのレッド」なのに違う呼ばれ方をしてしまうのです。まぁそうよばれちゃうんだから仕方ないですよね。なので
〇私はあなたが好きです。 ↓ ↓
〇あなたは私が好きです。 ↓ ↓
「I」「my」「me」をそれぞれ「主格」「所有格」「目的格」として覚える、または「~は、~が」「~の」「~に、~を」で覚える、という従来の方法です。
それで分かれば問題ありませんが、実際に多くの中学1年生がよくわからないままに「代名詞」に苦戦しています。まずは「名詞A」と「名詞B」に入る形がかわるんだよということを文作り表で覚えるやり方を僕は授業でも取り入れています。
同じ代名詞だからと言って「所有格」を一緒に覚える必要はありません。ひとつひとつ理解しながら身に着けていくことが大事であると思います。
「stand fm」ラジオ音声でも説明しています ↓ ↓