みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です。
今週は僕自身も初心に戻るつもりで「英語始めたい方へ」どうやって英語学習を始めるのがいいのか、僕自身の経験を含めてお話しさせていただきたいと思います。現在英語講師ではありますが、僕の場合は「初心者」の期間が長かったこともあり「初心者の壁」を超えることへのこだわりはかなり強いです。今週の記事が少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。
1.あなたの「貴重な時間」を使う価値があるか?
本当に英語を覚えたいのか?
英語学習にはそれなりの時間が必要となりますのであなたの貴重な「時間」を使用することになるのですが、まずは本当に英語を学習することにそれだけの価値があるのか考えてみてください。
かなり多くの英語学習者が道半ばで結果を出せずに学習をしなくなっているのが現実です。この結果からだけ見れば結果を出すことは簡単なことではありません。それでも結果を出すために大変な思いをしてまであなたの貴重な時間を費やすことにあなたは価値を見出せますか?
「外国人に道を聞かれたらこたえられるくらいでいい」
よく僕が聞いてきた文言です。厳しい物言いのようですが、道を聞かれたときにちゃんと「会話」を英語でするためにはそれなりの知識が必要です。「ちょっと会話ができるくらいでいい」という考えは「そこまで勉強はしたくない」というニュアンスが間違いなく含まれています。
「単語やジェスチャーでなんとかなるし」とも良く言われますが、単語やジェスチャーでいいのなら「学習」しなくてもちょっとググる程度でOKです。そもそも昔と違い、最新の情報がアップデートされているスマホをほとんどの方が所持している昨今では道を聞かれることもほとんどありません。仮にあっても年に数回ですよね。
その「数回」のために貴重な時間を費やして英会話教室に行ったり、高額な教材を買うことに相応の価値があるでしょうか。「英語を学習する」ということは「前向き」なことではありますが、「自分は頑張っている感」を感じるためだけに時間を消費してしまってはもったいないですよね。
2.「目標」がなければ続きません
「ゆるく頑張る」では成果は期待できません
「ゆるく」という言葉が最近よく使われますが、僕も正直嫌いな言葉ではありません。ただし「肩肘張らずに」というニュアンスの場合です。英語学習において「ゆるく」を「そこまで頑張らない」と捉えるのであれば僕の考えは話は変わってきます。
僕はこと英語学習の話になるとほとんどの方からあまり良くは見られないことを自覚しています。「ガチ」だからだと思います。でもただでさえ結果が出にくい英語学習において「ガチ」になることはある意味最低条件だと思います。
「ガチ」になるためには目指すものが必要
英語学習に限らず「頑張る」には「理由」があります。逆を言えば「理由」なく頑張ることはかなり難しいです。「~になりたいから」「~できるようになりたいから」「人にやさしくなりたいから」などなどの「理由」というのはいいかえれば「目標」です。
「目標」は具体的であればあるほど「達成感」を感じることができます。ぼんやりした目標でもないよりはいいですが、何かを目指すための目標を「リアル」に感じられた方が成果は出やすいと思います。英語学習においてもただ「英語を話せるようになる」というよりは「英検〇級」「留学」などの具体的な目標を持つことがおすすめです。
ってはもったいないですよね。
3.「入口」より「出口」にこだわって
入口だけで満足してしまっては「思うツボ」
何をするにしても「入口」は華やかです。英語学習でも例えば英会話学校のポスターや留学のパンフレットは夢や希望にあふれてますよね。実際に学習を始めても最初のうちは胸を高鳴らせながら時間を過ごしていくと思います。
それだけに人は入口にこだわる傾向があります。特に初めはそうです。英会話教室であればスーツ姿の外国人講師がガラス張りの教室で指導をしているような環境に心ひかれたりしてしまいます。実際僕もそうでした。
「見た目」から入ることは全く悪いことではないと思います。自分が心地よく思える環境で学習できるということは大事です。しかし「入口」だけで「いい経験だった」と完結してしまっては得るものは少ないうえに、「思うツボ」です。
例えば英会話学校であれば入学金やテキストなどを購入しているはずです。すぐにやめてしまったら学校側としては一番難しい「成果」について何も言われることなく利益だけが残ります。「入学者数増」というステータスもおまけでつくので人気校アピールもできます。
出口に自分を導くのは「自分」
英語学習では誰かがあなたを英語が話せるようにしてくれるというより、自分で覚えに行くという気持ちが大切です。実際に僕の周りの結果を出した人達がそうでした。もちろん教える側にも生徒の成長に関わる大きな要因がありますが、仮に自分に成長を感じないのであれば先生を変えるのは自分です。「おれじゃダメだから」なんて先生の方から言ってくることないですよね。
英語を学ぶ環境はとても大事です。でもどんなにいい環境であっても「自分から取りに行く」気持ちがなければ結果を出すことは厳しいと思います。「そこまでは頑張りたくない」という気持ちがあればなおさら「結果」は縁のないものとなります。努力し続けることは大変なことですが、それすらもまずは「スタートライン」に立たないと始まりません。せっかく大事な時間を費やすのですからそれに見合う結果を手にしたいですよね。そのためにも「ガチ」で頑張ってほしいと思います。
以前このブログでお話しましたが、僕自身が英語学習にかけた時間は「6年間」です。もちろん学生の頃は抜きで大人になってから費やした時間です。それだけ時間がかかってしまったのは僕の考えが甘かったことが一つの大きな原因です。
もっと頑張って例えば「3年間」で同じだけの成果を出していれば3年間分もっといい経験をできていたはずなんです。もっと言えば、もし6年間で何の成果もでていなければその6年間ですら「思い出」にしかなりませんでした。
英語学習を頑張ること、そのこと自体は僕も強くおすすめしたいことですが僕のように多大な時間を費やすような「しくじり」をしないように、皆さんには素敵で結果にこだわった英語学習のために貴重な時間を費やしてもらえればと思います。
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