みなさんこんにちは。
カナエルの英語部屋です。
今週は僕自身も初心に戻るつもりで「英語始めたい方へ」どうやって英語学習を始めるのがいいのか、僕自身の経験を含めてお話しさせていただきたいと思います。現在英語講師ではありますが、僕の場合は「初心者」の期間が長かったこともあり「初心者の壁」を超えることへのこだわりはかなり強いです。今週の記事が少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。
1. 大まかでいいのでプランを考えよう
目標を設けよう
英語学習は「プラン」が大事です。その大きな理由は英語学習は成果が見えにくいことです。なのである程度の「みちしるべ」をはじめに作成することをおすすめします。かといっていきなり具体的に作るのはむずかしいので大雑把なものでもいいです。
例えば1冊の参考書を終わらせる、例えば単語帳で単語を1000個覚えるなど「ゴール」が見えるようにします。英語学習は孤独なことが多いので、自分で自分をほめながらモチベーションを持続していきましょう。「自己満足」万歳です!!
期間を設けよう
参考書を一冊終わらせるための「期間」を設定しましょう。これも「~か月」といった大まかな設定でいいと思います。もし気合い十分なら期間が短くてもいいですし、ちょっと余裕をみてもOKです。途中で期間変更しても大丈夫です。最初はどれくらいかが適当かがわからないので少しずつ微調整していけばいいと思います。
「いつまでに」という締め切りがあった方が継続はしやすいと思います。「自分ルール」なので一度サボり癖がついてしまうとそれが続いてしまう傾向がありますが、波に乗ってくれば締め切りがあった方が継続しやすいと思います。
大きいゴールを設けよう
僕の場合は「英検取得」をこの「大きなゴール」にしました。試験日は変わることはないので甘えは許されないという縛りもできます。英検取得のためには、例えば何日間で単語帳を覚えきるとか、問題集をここまで終わらせるなどの「小さなゴール」が自然とできるようになるので、上記の期間設定もラクになってきます。
英語学習は成果が見えにくいので「英検」というステータスを獲得することで自分の英語力が伸びているという「可視化した結果」を実感することができます。大きいゴールとして英検はなかなかおすすめですが、自分が目指したいものがあればそれを「大きなゴール」にするのが良いでしょう。
2. まず自分がやりたい方法をやってみる
気持ちが一番
英語学習を始める上で僕が一番おすすめしたいのは「基礎英語の習得」ですが、「発音から入りたい」「会話しながら覚えたい」という方も多いと思います。まずは自分が一番気持ちが入りやすい方法から英語学習に入っていくことをおすすめします。何をするにも気持ちが入ることが大事です。
どんな方法でもやはり上に書いた期間設定と目標設定は行ってほしいところです。成果のないことを続けても結果は期待できません。自分な好きな方法を試しながら結果次第でその後の学習の選択を絞っていけば、自分が心地よく感じる学習法にたどり着けりるはずです。もちろん「継続できれば」の話ですけどね。
学習環境も自分が心地よく感じるものからスタートしてみよう
自分が心地よく感じる学習環境とは「自分が一番効果がでると考えている学習環境」でもあると思います。例えば「英語学習はネィティブが一番」と考えるのであれば、ネィティブと学習ができる環境からスタートすることが良いでしょう。
「文法じゃなく日常会話テイストで学習したい」と考えるのであれば、書店でその手の書籍を探してみるといいでしょう。英語は学習素材が豊富なので、書籍もかなりの数があります。
特に大人になると英語学習に対する「固定観念」が根付いている場合が多いです。この「固定観念」はその人が自信で変えない限りはそうそう変わるものではありません。なのでやはり「自分が一番」と思う方法でスタートするのがベストだと思います。成果がでないのであれば軌道修正すればいいだけです。ただし期間設定と目標設定は忘れずに行ってもらいたいと思います。
3. 「無料」にこだわりすぎない
無料の良いところと悪いところ
最近は無料でも十分に英語学習ができます。YouTubeでは多くの学習動画がありますし、図書館に行けば無料でかなりの種類の本が借りられます。ブログでも多くの英語の知識を得ることができます。
無料で使えるものは有効利用したいところですが、あまり「無料」にはこだわらない方がいいと思います。「無料」であるがために多くの広告を見たりポイントをためたりなど時間を消費することもあります。また「無料」で成果が出なかった場合「無料のものだから効果が出ないんだ」という言い訳もできたりしてしまいます。そうなると逆に「有料なら効果がある」という気持ちになりお金をかけるようになったりもします。
ボランティアだから安心というわけでもない
よく自治体主催のボランティアの英会話教室などがあったりしますよね。こういったものがあれば参加するのもいいとは思いますが、成果には常にこだわりましょう。ボランティアであっても有料の英語教室であっても大事なのは「結果」です。ボランティアでお金がかかってないんだから結果がでなくでもしょうがないという考えはバッサリ捨ててください。お金の差によって教育の強弱を生み出すのならボランティアの意味はありません。
勿論善意で一生懸命指導されているボランティアの方もいらっしゃるでしょう。そういう方にあたればラッキーですが、特に自治体などが行う無料のものは「結果」にはこだわりがほとんどありません。「実施したこと」が自治体の税金有効活用の証拠となりそれが彼らの利益になりますが、あなたに結果がでないのであればそれは「無益」です。
英語学習の心構え的な情報は無料で十分
書店に行くと英語学習についての多くの書籍がありますが「心構え」的な内容の物や「勉強法」についてに物が多くありますが、これらは無料のもので十分だと思います。初心者の方に必要なことは「英語の知識」です。お金をつかうならそこに使ってもらえればと思います。英語学習に入る前より入ってからの方が多くの経験値を得ることができます。スタート前に時間だけでなくお金まで消費してしまうのはあまりおすすめできません。心構え的な情報はむしろ英語学習をある程度すすめてからの方が有効活用できたりします。
以前このブログでお話しましたが、僕自身が英語学習にかけた時間は「6年間」です。もちろん学生の頃は抜きで大人になってから費やした時間です。それだけ時間がかかってしまったのは僕の考えが甘かったことが一つの大きな原因です。
もっと頑張って例えば「3年間」で同じだけの成果を出していれば3年間分もっといい経験をできていたはずなんです。もっと言えば、もし6年間で何の成果もでていなければその6年間ですら「思い出」にしかなりませんでした。
英語学習を頑張ること、そのこと自体は僕も強くおすすめしたいことですが僕のように多大な時間を費やすような「しくじり」をしないように、皆さんには素敵で結果にこだわった英語学習のために貴重な時間を費やしてもらえればと思います。
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