みなさんこんにちは。カナエルの英語部屋です。
今週は「あの歌のタイトル和訳してみよう」というタイトルで行きたいと思います。歌のタイトルってなんか「かっこいい」イメージがありますが、実は意味は知らない…なんてことありますよね。歌に込められた意味がわかるとその曲により気持ちが入ってさらにいい曲だなぁと感じることができたりします。
身近なところにある英単語の意味がわかるとなかなか忘れないものです。英語学習は「コツコツ」が基本です。今回の記事が少しでもあなたの日々の英語学習のお役にたてれば嬉しいです。
1. ハッピーシンセサイザー 「恋の合成屋さん」
「ボカロ」に興味がある方ならお馴染みの曲ですね。上の動画は英語バージョンで「学研」から出版されている「ボカロで覚える英単語」に収録されている内容になります。ボカロというと「オタク」色のイメージを持たれる方も多いと思いますが最近では「米津玄師」さんは「ヨルシカ」さんなどボカロ出身の方の活躍もあり、かなりイメージも良くなってきていると思います。
synthesize 「合成する」
「シンセサイザー」という楽器は音を「合成」する機械ですよね。「synthesize」という動詞は「合成する」という意味で「er」をつけるとその動作をする人、物という意味になるので「合成する物」「合成する者」となります。楽器としてのシンセサイザーは前者ですね。
synthesizer「合成屋さん」
この歌は自分の恋は届かなかった相手に「幸せになってほしい」という想いから「わたしがあなたの恋の合成屋さんになってあげる」というようなニュアンスがあって、歌詞をかみしめて聞くと、明るい歌の雰囲気とは裏腹にとても切なくなる曲です。
ハッピーシンセサイザ 君の 胸の奥まで
届くようなメロディ 奏でるよ
つまらない「たてまえ」や ヤな事全部
消してあげるから この音で
何の取り柄も無い 僕に唯一つ
少しだけど 出来る事
心躍らせる 飾らない 言葉
電子音で伝えるよ
「わたしがあなたにできるたったひとつのこと」を自分の想いが届かなかった相手にしてあげるなんて…もうおっさん涙しか出ません… そんな想いをタイトルにして「恋の合成屋さん」と和訳してみました。
2. NEW ERA 「新時代」
「Six TONES」の新曲です。「歌×和訳」のシリーズでたまには最新曲を取り上げてみようと探したところ、英語のタイトルで見つかったのがこれだったので取り上げてみました。正直「Six TONES」全く知りませんでした。
NEW ERA 「新時代」
「era」は「時代」という意味なので「new era」で「新時代」という意味になります。ジャニーズの曲は簡単な英語が目立ちますが、おそらくはファンの方が分かりやすいようにあえてそういう英語を選んでいるのだと思います。聞いたこともない英文ばかりだと愛着も湧きにくいですよね。
「マスターピース」という言葉もこの歌の歌詞に入っていました。「masterpiece」は「最高傑作」という意味です。これもあえて英語で書かないでカタカナで書いているところもやっぱり愛着を持ちやすいように工夫しているのではないかと思います。
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