みなさんこんにちは。カナエルの英語部屋です。
今週は久々に「カタカナ英語」のシリーズです。何気に日常の中で使われている「カタカナ英語」ですが、よくよく考えてみると意味が曖昧なものってあったりしますよね。「カタカナ英語」はあくまで「日本人のための英語」ではありますが、そのルートをたどると面白いですし英単語を覚えるきっかけにもなったりします。
というわけで早速スタートです!!
1.「シリアス」
「シリアス」と聞くとなんか上の写真のようなイメージないですか?例えば「シリアスなドラマ」といういと憎みあったり、ひっ迫した生活であったりそんな想像がでてきたりしますよね。
serious (真面目な・真剣な・深刻な)
たとえば「I'm serious」といったら「私は大真面目です!!」といった意味になります。「マジで」といった意味合いで「seriously?」などともちょっとスラング風味で使ったりもします。日本の人気アニメを英語できいているとよく聞くフレーズだったりします。また「serious injury」で「深刻なケガ」という意味にもなります。
英単語のそういった意味から「シリアスなドラマ」というのは「真剣なドラマ」ということになるのでしょう。言いかえれば「お笑いやギャクのない真面目で真剣なドラマ」という感じでしょうか。同様に「シリアスなアニメ」というような使い方もするようです。ドラマやアニメを選ぶ際のカテゴリー分けで「シリアス」とあってももう大丈夫ですね。
1.「コンセント」
日本人が使う「コンセント」の意味は完全な和製英語です。外人さんに「コンセント」と言っても日本暮らしが長いような方でない限りは通じないでしょう。コンセントが和製英語ということはご存知の方も多いと思いますが、それでは英語で「コンセント」のことを何というかというと…
outlet・plug・socket・powerpoint
これらの単語が「コンセント」に相当する英単語です。僕と一緒に仕事をしていた外人さんは「powerpoint」を使っていました。その方はオーストラリアの方でしたがきっと住んでいる地域によってどれを使うのかも変わってくるのだと思います。
「outlet」と聞くと「ショッピングモール」を想像しますよね。さらに「型落ち品や売れなかった商品が安値で買えるところ」というイメージもありますよね。「out」は「外」で「let」は「させる」という意味なので「外に出させる」という意味で考えればそのイメージと合致しますよね。同様に電気も「外に出させる」と考えればコンセントに相当する単語として納得ですよね。
なぜ「コンセント」?
これについて僕は「consent」(同意する)という英単語に由来するのかと思っていたのですが、どうやら「concentric plug」(同心のプラグ)と最初に名付けられたようで、その後この言葉が「コンセント」と呼ばれるようになったようです。最近はUSB付きコンセントなんていうのもでてきたのでもしかすると近い将来、呼び方が変わったりするかもしれないですね。時代と言葉は密接に関係していると思います。
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